地震対策で備蓄されている食料品や水を、ローリングストックというやり方で入れ替えていくことで、非常食を身近に捉えられるようになり、避難時にとても役立ちます。家族に合わせてどのようなものを用意すれば良いのかも把握できます。

巨大地震で重宝される水の備蓄について

巨大地震が発生して大地を大きく揺さぶると、建物が崩壊するだけでなくライフラインも途絶えてしまいます。ガスや電気も無ければ困りますが、一番怖いのは「水」が手に入らなくなることです。巨大地震に襲われても運良く生き延びたのに、その後に水が無いというのは笑い話にもなりません。巨大地震に備えて食料品や水、防寒具や衛生用品、簡易トイレなどを準備しているご家庭は多いと思います。しかし、地震対策として備蓄している食料品や水には賞味期限が存在します。数年間はもつものが多いのでこまめにチェックしない人の方が多いと思いますが、「一度用意したら完了」ではないということを頭の片隅に入れておいて下さい。

さて、今現在の研究では次の巨大地震はいつやってくるのかはっきりとした日にちはわかりません。もし巨大地震が発生した時に、本当に地震対策として用意している食料品や水は役に立つのでしょうか。もしかすると賞味期限が大幅に過ぎているかもしれませんし、新たに赤ちゃんが生まれていたり高齢者世代と同居になるなど、生活環境が変化しているかもしれません。備蓄品は役に立たなければ何の意味もありませんので、こまめにチェックしてその時の生活環境に合わせて用意する必要があります。

初めて知る人も多いかと思いますが、地震対策として用意する食料品や水の備蓄方法として推奨されている「ローリングストック」というものがあります。この方法をするかしないかで、被災した時の生活を大きく変えるとも言われていますので、実行する方が断然良いです。特に、家庭を守る使命のある立場の人は知っておかなければならないことです。

被災しても避難生活の負担を軽くできる方法

賞味期限

巨大地震に備えて備蓄される食料品や水は、「ローリングストック」という方法で管理すべきです。ローリングストックとは、簡単に説明すると備蓄している食料品や水をたまに飲食し、賞味期限を把握したり新しいものと入れ替えていくというものです。実際に巨大地震で避難した先で、パウチやパックに入っているような普段口にしない飲食物を目の前にし、いきなり食べるように言われても戸惑う子供やお年寄りもいると思います。この方法は、そういった不慣れな非常食に慣れておくという意味合いも持ちます。例えば、家族の食料品や水を4日分(12食)用意しているとして、毎月食べる日を1日決めておくと1年で総入れ替えができます。比較的賞味期限が短いものも非常食に入れることも可能になります。定期的に非常食を飲食し体験することで、毎月1回は震災に関する話をすることもでき、いざという時にもパニックを回避することができます。

ところで、水に関してはウォーターサーバーが震災時に重宝されるのはご存知でしょうか。ウォーターサーバーは常に水がセットされていて、毎日飲まれているものです。備蓄されていて中身がいつも新しいものという点で、ウォーターサーバーもローリングストックの一つだと言えます。冷たい水にはなりますが、震災時に電気が通っていなくても作動できる機種もありますので、地震対策の一つとして設置してみるのも良いと思います。高齢者にとっては歯を磨くことだけでも避難所で身を守る良い手段ですし、赤ちゃんが粉ミルクを飲みたがっても対応できます。