地震のときには、3日分の飲み水を用意しておいた方がよいですが、流通が途絶えたことを考えれば1週間程度の量を確保しておくことが必要です。飲む場合だけではなくトイレを流す場合、そして食器洗いやペットに与えることも頭に入れて備蓄しておきましょう。

地震の時に必要とされている水の量はどれくらいか

震度7程度の地震が起きた時には、あらゆる流通が止まってしまうため生活に必要なものが入って来ません。そのようなときに備えて、普段から食べ物などを蓄えておく必要があります。例えば、2011年3月に起こった東日本大震災の場合では、直接の震源地ではない関東でも物流が滞っていました。まだ水を手に入れることはできたものの、食べ物がスーパーマーケットやコンビニエンスストアから姿を消し、必要な時に必要な食べ物を手に入れることができなくなりました。

とはいっても、流通が完全に寸断されたわけではありませんでした。そのため、水を確保することはかろうじてできたわけです。ですがもし関東を中心に直下型の大きな地震が起こるとすれば、完全に道路が寸断されてしまい、流通が滞る可能性が出てきます。また、大きな地震により地下に埋まっている水道管が壊れる可能性も出てきます。

この場合には、水の供給が不十分になり飲み水に困ることが想定できるでしょう。東日本大震災の時は、ガソリンがなくなって困っていましたが、直下型の大きな地震が来た場合には道路が寸断されるためガソリンどころか命にかかわる水を手に入れることができなくなる可能性があります。生活に必要な水も、まったくなくなってしまった場合には生きていくのが難しくなるといっても過言ではありません。

地震が発生して身動きが取れなくなった場合には、その家にあるもので何とかしのぐしかありません。その時に備えて普段から備蓄をしておく必要がありますが、実際にどれだけの量が必要になるかを知っておくと十分な備えをすることができるでしょう。

どれくらいの量が必要になるか

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一般的には、地震が起きた時に必要な水の量は1日に3リットルといわれています。これを3日分備蓄しておく必要があります。3リットルといわれている根拠は、人間が飲む量と食事などに使う量を考えた時に、おおよそ1日当たり摂取する量が3リットルぐらいだからです。

ですが、実際に必要な量は食べ物や飲み物に使うだけではありません。人間が生活をする場合には、さまざまな面において水が必要になります。具体的には、まずお風呂にはいるときに利用する水です。お風呂にはおよそ200リットルのお湯を使います、災害の時にお風呂が贅沢だとすれば、シャワーでも構いませんがいずれにしても1リットルや2リットルでは済みません。

お風呂以外には、トイレを使うことも考える必要があります。最近は節水用のトイレが開発されており一回に使う量が少なくなっていますのでそれほど無駄に流すことはありませんが、最新のトイレでも一回につきおよそ6リットルから7リットル流すことになるでしょう。普通のトイレであれば、およそ10リットルぐらいは流すことになります。人間が1日に行くトイレの回数はおよそ3回から5回ほどになりますので、仮に5回行った場合30リットルから50リットル使っていることになります。

さらに、食器を洗う場合やペットに水を与える場合のことを考えると到底一人当たり3リットルでは足らないことがわかります。このような使い道を考えるならば、想像しているよりも多くの量を備蓄しておかなければならないことに気がつくはずです。